2学期のまとめの時期です。
暦も進み、朝夕は身を切るような寒さとなり、冬の訪れを肌で感じる季節となりました。保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
長かった2学期も、残すところわずかとなりました。生徒たちは様々な活動を通じて「実りの秋」の名にふさわしい成長を遂げています。
行事と新たな挑戦
2学期後半の大きな節目となったのは、やはり合唱コンクールです。各クラスが心を一つにして創り上げた歌声は、体育館いっぱいに響き渡り、聞く人に大きな感動を与えてくれました。一つの目標に向かってクラス全員で努力する中で、仲間との絆がより一層深まったことと思います。
また、未来の学校を担うリーダーを選ぶ生徒会役員選挙も行われました。立候補者たちは、熱意のこもった演説を行い、生徒一人ひとりが真剣に投票に臨む姿は、民主主義を学ぶ貴重な機会となりました。新しい生徒会を中心に、より良い学校づくりが進められることを期待しています。
新しい学校生活のリズムへ
そして、学校では現在、新日課の試行期間に入っています。始業時間や教職員の休憩時間の見直しなど、生徒の学習環境をさらに充実させるための取り組みです。最初は戸惑う姿も見られましたが、生徒たちは新しい時間割のリズムにも徐々に慣れ、主体的に学校生活を送っています。今後、試行期間での検証を経て、より効果的な日課へとつなげてまいります。
受験シーズンを前に
3年生にとっては、いよいよ本格的な受験シーズンが目前に迫ってきました。寒さが増すにつれ、緊張感も高まっていることでしょう。これまでの努力が報われるよう、体調管理に気をつけ、粘り強く学習に取り組んでほしいと願っています。
残りの2学期も、生徒たちが健康で安全に過ごし、しっかりと学びを終えられるよう、教職員一同、力を尽くしてまいります。皆様には、引き続き温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。